今回は、銀行業務検定についてご紹介します。
この資格、銀行に入行したら、基本的に取得MUSTの銀行が大半ではないでしょうか・・・
・どれぐらい勉強すれば良い?
・銀行以外で役に立つ?
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
私は、法務・税務・財務を2級、事業性評価3級を保有しています。
銀行業務検定とは
銀行業務の意義
銀行業務検定協会より、以下のように紹介されています。
現在、法務・財務・税務・外国為替・金融経済・証券・信託実務・法人融資渉外・個人融資渉外・窓口セールス・年金アドバイザー・営業店管理・融資管理・デリバティブ・投資信託・保険販売・金融リスクマネジメント・経営支援アドバイザー・預かり資産アドバイザー・金融商品取引・相続アドバイザー・事業承継アドバイザー・事業性評価等の23系統36種目の試験が実施されており、年間受験応募者数は約29万人を数えるに至っています。
2017年10月実施の第138回銀行業務検定試験において、受験応募者が累計で1,000万人を突破しました。この実績を糧とし、今後もより実務に役立つ、より皆様にご信頼いただける試験を目指して、その強化・拡充を図ってまいります。
銀行業務検定協会HPより
簡単に言えば、銀行に勤めている人の業務に応じた資格を用意しています。
銀行業務の種目一覧
法務
融資管理3級、法務2級、法務3級、法務4級、
財務
財務2級、財務3級、財務4級
税務
税務2級、税務3級、税務4級
年金
年金アドバイザー2級、年金アドバイザー3級、年金アドバイザー4級
信託・証券
証券3級、信託実務3級
マネジメント
金融リスクマネジメント2級、営業店マネジメントⅠ、営業店マネジメントⅡ
融資・渉外
経営支援アドバイザー2級、窓口セールス3級、法人融資渉外2級、法人融資渉外3級、事業性評価3級、個人融資渉外3級、デリバティブ3級、事業承継アドバイザー3級
外為
外国為替2級、外国為替3級
金融経済
金融経済3級
預かり資産等
投資信託2級、投資信託3級、金融商品取引3級、預かり資産アドバイザー2級、預かり資産アドバイザー3級、保険販売3級
相続
相続アドバイザー2級、相続アドバイザー3級
このように見ると、かなり多岐にわたっております。
おそらく、各金融機関より、推薦の種目があると思いますので、そちらを受験すれば良いかと思います。
受験資格
誰でも受験することができます。試験は下記を参考ください。
受験方法
試験日、受験料は科目によって違っています。
下記、リンクをご参考ください。
銀行業務検定の勉強方法は?
勉強方法
私の経験上、3級は、試験問題集を1~2週すれば取得できるレベルで、比較的簡単と思います。
私は、ほとんど勉強せずに受かった科目もあります。
2級は難易度が上がる為、問題集、テキストで知識を深め、問題集で間違えたところを繰り返し問題を解き、対応をしていかないと落ちる可能性があります。
問題集の目安は3周ぐらい、間違えた箇所のチェックが必要かと思います。
私の周りでも、勉強せずに落ちている人がいました。
おそらく、2級を取得する際、FPの資格なども考えだす頃かなと思いますので、合わせて勉強することをお勧めします。
知識としては、重なる部分も多いと思いますよ。
テキストは、楽天などでも売っています。ただ、銀行に先輩がいれば、先輩から譲ってもらうだけでも十分かもしれません。
銀行業務検定は役に立つ?
銀行の業務では、役に立つと思います。
ただし、就職活動、転職活動では、ほとんど意味がないかと思います。
銀行に入行した際の、自分自身の知識を深めるという資格であり、対外的な効力は非常に薄いかなと思います。
まとめ
銀行業務検定は、
・誰でも受験が可能(銀行員以外でもオッケー)
・試験科目によって、受験日、受験料が違う
・3級は比較的簡単であるが、2級はある程度の勉強が必要
・就職活動などでは、正直効力がない資格
銀行に入行し、銀行から求められている方が、取得すれば良い資格です。
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