分かりやすく解説|シリコンバレー銀行(SVB)の破綻と影響。どうなる今後の米国・世界経済

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アメリカ大きなニュース・・・シリコンバレー銀行の破綻。米銀の破綻としては、史上2番目の規模の破綻。

近時の投資ブームもあり、「今後の投資はどうするのー!?」と悩んでいる方も多いはず。

私もその1人。

こんな時こそ、冷静に考え、このピンチをチャンスに変えていき、自分の考えを持って投資をしていきましょう。

今回は、シリコンバレー銀行の破綻と影響と今後の投資方針を考えていきます。

 

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この記事を書いた人
そらりゅう

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シリコンバレー銀行(SVB)は、総資産 約2090億ドル(約28兆円)

シリコンバレー銀行(SVB)は、総資産 約2090億ドル(約28兆円)

シリコンバレー銀行(SVB)は、米国で16番目に大きい銀行

シリコンバレー銀行(SVB)は、スタートアップ向けの融資などをしていた銀行

 

スタートアップ企業が株式公開により得た潤沢な預金を預かっていたため、ここまで大きく成長しました。

しかし、新たなスタートアップへの融資需要が見込めない。

その結果、SBVは運用先として住宅ローン担保証券や米国債で運用。

そんな中、

昨年から続いている米連邦準備制度理事会(FRB)による相次ぐ利上げ

結果、SBVが保有する有価証券の価格が下落しました。

損失が発生する中、SBVは資本増強すべく、株式の発行と約18億ドルの赤字になることを発表

資本増強することにより市場に安心感を与える予定でしたが、この発表が裏目にでて、逆に信用不安を招く結果になります。

預金者の預金流出や株価の急落。

その結果として、流動性不足(資金の現金不足)により、経営破綻へ。

 

他の金融機関への波及は限定的と考えられている

長期金利上昇による有価証券への影響は、金融機関に共通します。

日本も同様です。

3月12日には、暗号資産の暴落により、米銀シグネチャー・バンクも破綻を発表しています。

しかしながら、上記で述べたように、SVBの破綻は、SVBの資金管理不足によるものであり、個別事象であるとの見方ができます。

また、米財務省等は、SVBとシグネチャーバンクの預金を全額保護をする例外措置を発動しています。

このような状況から、SBVの破綻は、米国経済に影響はあるものの、限定的におさまると考えられています。

米国株は年内に上昇へ向かう可能性がある

上記2行の破綻により、今後の利上げムードに水をさす形になりました。

急激な利上げは、金融機関への影響が大きいです。

金融機関の破綻が相次ぐことにより、金融市場の混乱を生む可能性が否定できません。

今回の破綻は、今後の利上げを慎重にさせる可能性が高いと考えられます。

その為、しばらくは今回の騒動から米国株安、円高が進むことが予想されますが、利上げ観測が低下することにより、年内にも米国の株価は回復基調になると予想されます。

円高、株安になるチャンスが到来する可能性もある為、今回の騒動に怖気つくことなく、無理のない投資を続けていくことをおススメします。

 

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