今回は、ベトナム株価低迷について記事にします。
ベトナム関連の投資を考えている人に、下記のような不安がある方も多いのではないでしょうか?
・ベトナムへの投資は大丈夫?
その為、株価低迷している要因などを調べた上で、追加購入することを決意しました。
本記事にて、皆さんのベトナム株価低迷の要因を考えていただき、投資の判断になればと思います。
この記事では、株価低迷の主な要因の1つとしてあげられるものを記載していますので、株価低迷が、この要因だけと断言をしているものではありません。
ベトナムVN指数の下落
ベトナムの株価を表す指標の1つとしてベトナム VN指数(ベトナム株価指数)(VN-Index or Vietnam Stock Index)があります。
この指数は、ホーチミン証券取引所上場の全銘柄からなる時価総額加重平均指数であり、2000年7月28日を 基準日とし、その日の時価総額を100として算出されています。
2022年11月15日に年初来最安値となる911.90まで下落
要因①政策金利の利上げ
世界的なインフレ基調の中、欧米の利上げに伴い、ベトナムにおいても米ドル高ドン安を防ぎ、インフレ抑制を狙う為に、
一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)は今後の継続的な利上げにも言及しており、
更なる米ドル高ドン安の圧力が強まることも予想され、ベトナムにおいても、更なる利上げについて予想されています。
その為、今後もしばらくは、金利上昇に伴う、株価の上値が重い展開になるのではないかと予想されております。
要因② 不動産企業の不祥事
今年(2022年)に入り、不動産企業の不祥事が相次いで発覚。
・不動産開発大手FLCグループの会長が相場操縦と情報隠蔽(いんぺい)の容疑で逮捕
・不動産開発タンホアンミン・グループの社債発行をめぐる詐欺容疑で会長らが逮捕
・不動産開発バンチンファット(VTP)グループの社債発行をめぐる詐欺容疑で会長らが逮捕
ベトナムは、まだまだ発展途上国であり、日本以上に経営の透明性が問われる国だと考えています。
この事件をきっかけとして、市場の透明性が浸透することを期待しています。
株価とは違い、底堅い成長率
株価は上値が重い展開で推移していますが、スタンダード・チャータード銀行は、2022年GDP成長率を、前年同期比7.2%と予想しており、実際に第3四半期(7~9月)の成長率は、昨年の反動があるとはいえ、前年同期比13.7%と好調に推移しています。。
まとめ
今年の不動産業界の社債の発行を中心とする不祥事により、今後のベトナムの経営の透明化を期待します。
2023年以降、
・ベトナムの高い成長率の維持
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