クレディ・スイスの買収|金融市場はどうなる?金融不安はまだまだ終わらない

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【クレディ・スイスの買収】金融市場はどうなる?金融不安はまだまだ終わらない

まさかクレディ・スイスが買収されるなんて・・・
このように思った方も多いのではないでしょうか?

そらりゅう
そらりゅう

はい、私もその1人です。

クレディ・スイスの経営不安のニュースからまさか1週間足らずで、買収の話まで行くとは。
政府が保証して一旦落ち着いたように見えましたが、実態は全く落ち着いておらず、半ば強引に買収をし、金融安定化を図ったようにみえます。

そらりゅう
そらりゅう

こんにちは。そらりゅうです。本日はクレディ・スイスの買収について記事にしていきます。投資をされている方は、買うタイミングが難しい日が続いていますね。このニュースを拝見して、私は米国の投信を追加購入を見送りました。

 

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この記事を書いた人
そらりゅう

私は、20年間金融機関(地方銀行→メガバンク)で勤務。海外に赴任もしていました。自身の経験から、金融情報、投資(投資信託中心)、海外や日本のレジャー施設、体験談を記事にしています。
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クレディ・スイスの買収内容

クレディ・スイスの概要は、前回記事を参考にしてくださいね。

買収に動いた(動かされた?)のは、スイスの金融機関最大手UBS。

買収額が30億スイスフラン(約4260億円)相当となる株式交換で行われます。

この価格は時価総額の半額以下と言われています。

そして、政府が「UBS」に90億スイスフラン、日本円で1兆2000億円余りの政府保証を行うと報道されています。

裏を返せば、「UBS」にとっては、これ以上の損失が出た場合は、損失が発生することになります。

 

各国の迅速な対応で、市場に一定の安心感をもたらした

クレディ・スイスの「UBS」による買収や、政府保証のニュース、そして、日銀など主要6中銀が米ドルの流動性供給で協調行動を取ると発表し、市場に一定の安心感を与えた。

金融不安は和らぎ、混乱は防いだものの、各国の株価は冴えず、市場には不安が残っている状態が続いている。

今更聞けない、UBSってどんな銀行?

UBS Group AGは、スイスに設立された多国籍投資銀行および金融サービス企業。

チューリッヒとバーゼルの両市に共同本部を置き、スイス最大の銀行機関および世界最大のプライベートバンクとして、すべての主要な金融センターで存在感を維持しています。

2019年6月30日時点で株主資本約531億ドル、総資産約9,687億ドル、時価総額約434億ドル、運用資産3兆3,810億ドルを計上しているとのことです。(https://ja.wikipedia.org/wiki/UBSより

 

今回の買収騒動で気になる点

金融安定化を第一に救済する形で買収になったことや、各国の中央銀行がドル供給すると生命を出したことは、市場に安心感を与えたと思います。

気になる点は、買収する際に政府保証の金額が大きいこと。

それだけ「資産性がない可能性がある」と判断されたことになります。

確かに、デューデリをする時間がなかった為、そのような保証をつけたのかもしれません。

あくまでも、私の個人的な見解ですが、この「資産性がない可能性がある」と判断されたものが、他の銀行も保有しており(間違いなく保有していると考えます)、本当に資産性がなく、それが表面化した際は、再度金融不安につながるのではないかと考えています。

そらりゅう
そらりゅう

しばらく投資するタイミングは様子をみようと考えています。

3月決算を迎えることもあり、しばらくは米ドル、ユーロを回避する形で、円高基調になるのでないでしょうか?

円高になった際は、海外系の投資に力を入れていきたいですね!

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